看護部
資格取得状況
当院では安心安全な医療のため、より専門で質の高い医療を提供できるよう、積極的な資格取得の支援をしています。
また、資格を活かして、院内での指導にも力を入れております。
認定看護管理者
認定看護管理者とは、病院や介護老人保健施設などの管理者として必要な知識を持ち、患者・家族や地域住民に対して質の高いサービスを提供できるよう組織を改革し、発展させることができる能力を有すると認められた看護師です。認定看護管理者の資格は、日本看護協会が認定しています。
(令和4年 4月 1日 現在 2名)
専門看護師
より水準の高い看護ケアを効率よく提供するため、特定の専門看護分野の知識、技術を深めた看護師です。
金のバッジをつけて複雑で解決困難な患者さんの問題や医療スタッフの相談に応じてから、水準の高い看護ケアを提供しています。
(令和5年 11月 17日 現在 1名)
分野 | 人数 |
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がん看護 | 1名 |
認定看護師
質の高い看護と看護師のキャリア開発ができるよう、認定看護師教育を病院で支援していった結果、100床あたりの認定看護師数は5.6名となっております。
当院の認定看護師には襟元に認定バッジがついておりますので、是非チェックしてみてください。
(令和4年 4月 1日 現在 13名)
分野 | 人数 |
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1. 皮膚・排泄ケア | 2名 |
2. 緩和ケア | 3名 |
3. がん化学療法看護 | 1名 |
4. 感染管理 | 1名 |
5. 糖尿病看護 | 1名 |
6. 摂食・嚥下障害看護 | 2名 |
7. 認知症看護 | 2名 |
8. 集中ケア | 1名 |
認定看護管理者・専門看護師・認定看護師紹介
認定看護管理者
看護部長 瀬山 尚子
看護師 千田 昌代
患者・家族・地域住民に対して、看護職員が知識と技術を身につけ看護の質の向上に寄与できるよう教育体制を整え、質の高いサービスを提供する役割を担っています。また、労働環境の整備やワークライフバランスの推進など、看護職員がいきいきとやりがいを持ち働くことのできる職場環境の調整に努めています。
がん看護専門看護師
副看護師長 川部 恵
がんは診断の時、再発の時など様々な場面で身体的・精神的苦痛をもたらします。治療の選択や療養に関すること、ご家族の悩み事など、様々な相談に応じています。患者さんとご家族の希望に沿った療養生活を送ることができるよう、共に考え、医療者や地域の担当者と協力して支援を行います。
感染管理認定看護師
看護師 千田 昌代
病院へ診療に来てくださる患者さんはもちろん、患者さんのご家族、面会の方、病院で働く人々を感染から守るために専門的な知識と技術を用いて活動をしています。
がん性疼痛看護認定看護師
副看護部長 柳原 照代
がんによって引き起こされる痛みをがん性疼痛といいます。がん性疼痛の痛みは、お薬によって十分に緩和しコントロールできる痛みです。痛みを我慢しながら日常生活を送ることはとても辛いことです。痛みを緩和するため、医師・薬剤師と共に連携し、外来・入院問わず、相談に応じ、患者さんの痛みを緩和しています。
緩和ケア認定看護師
副看護師長 場家 豊美
副看護師長 藤縄 マスミ
緩和ケアは、がんと診断された早期から継続して行われることが望ましいとされています。当院でも、医師からの病状説明時に同席し、早期から患者さん・ご家族の心の揺れに寄り添い、必要とする支援を継続して受けていただくことができます。
また、外来・入院を問わず横断的に活動を行い、患者さん・ご家族の身体的・精神的・経済的な面への困りごとについて、多職種と連携し支援を行っています。
また看護職員に対しては、緩和ケアに関する看護の質向上を目指し、定期的な勉強会を開催し知識の向上に努めています。
糖尿病看護認定看護師
副看護師長 若林 昌子
糖尿病は慢性疾患であり、生涯にわたり治療や患者さん自身によるセルフケアが必要となります。これまでの生活習慣に、新たに糖尿病を管理していくためのセルフケア行動を取り入れていくことはとても難しく、不安や戸惑いなどを感じる方は少なくありません。
患者さんがよりよい形でセルフケア行動を生活の中に取り入れることができ、合併症の発症や重症化を予防しながら、糖尿病と共にその人らしく健やかな生活を送ることができるよう糖尿病看護外来を行っています。
摂食・嚥下障害看護認定看護師
統括看護師長 高田 和加子
主任看護師 村川 高明
近年、脳血管障害による嚥下障害だけでなく、加齢が原因による摂食障害も増えております。嚥下障害があると、口から食べることが困難な状態や、誤嚥性肺炎を起こすことも多くあります。当院では、口から食べる楽しみを継続できるように、サポートチームで、嚥下障害者に対して嚥下訓練を行っております。院内だけでなく地域において利用していただけるサポートチームを目指して取り組んでいます。
皮膚・排泄ケア認定看護師
看護師長 近村 厚子
副看護師長 舟田 あい子
皮膚・排泄ケア認定看護師とは、皮膚や排泄に問題をもつ患者さんやご家族が入院から在宅に至るまで、安心して快適に過ごせるよう支援をしています。
床ずれの発生は減少していますが、一方骨折治療によるギブス装着や血栓予防のためのストッキング装着など多様な医療機器が治療のため使用されます。その使用のため生じる皮膚障害が目立つようになりました。そこで、そのような医療機器装着における皮膚障害から予防できる取り組みをしています。
次いで平成28年度からは尿道カテーテル留置後の排尿トラブルに対し、医師や理学療法士と共同し、チームで専門的ケアを提供しています。1日でも早く症状が改善し、排尿自立の方向へ導けるよう活動をおこなっています。
認知症看護認定看護師
看護師長 橋本 佳子
主任看護師 畔田 早苗
認知症の方は突然の入院に混乱され、様々な症状を起こされます。入院される患者さんが、安心して治療が受けられ、早期に生活の場へ退院できるように、医師を中心に多職種と共に週1回病棟を回診しています。
症状が安定された方に対しては、レクリエーションを定期的に行い、生活リズムが整うようお手伝いしています。
集中ケア認定看護師
主任看護師 稲田 浩子
突然の入院により生命の危機的状況に陥る患者と患者家族に対して適切なフィジカルアセスメントを行い、病態の変化を予測し、安全で苦痛の緩和ができるケア援助を実践していきます。
毎週月曜日には、呼吸ケアチーム(RCT)の活動においてコメディカルと連携をくみ、病棟看護師スタッフが人工呼吸器装着患者やNPPV装着患者へのより適切なケアが実践されるよう相談をうけ支援をいたします。