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2022年1月 新年のご挨拶
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2022年1月 新年のご挨拶

101851_04.jpg あけましておめでとうございます。 
 昨年も新型コロナ感染症(COVID-19)に振り回された1年になりました。一昨年に流行し始めたCOVID-19は、わずか数カ月でパンデミックに発展し、昨年に入ってからもほぼ3カ月の周期で感染拡大を繰り返しました。コロナ収束の「切り札」として大きな期待を集めた新型コロナワクチンの接種が開始となったのは4月で、当院でも11月までの8月間に、自院と他施設の医療関係者、障害者および高齢者施設の入所者と職員、そして地域住民の皆さんに対し、2回の個別接種を約6,100名に行ないました。その間、7月末から第5波が押し寄せたものの、幸い10月以降、感染者数が大きく減少したのは、ワクチン接種の成果であると言われています。
 しかし、2回のワクチンを接種しても感染する「ブレイクスルー感染」や、新たな変異株であるオミクロン株の感染者急増を踏まえて、第6波への警戒感が再び高まり、1月7日に富山アラートが発令されました。今年も発熱外来やコロナ専門病床の設置、そしてワクチン接種などの非常時対応を日常診療の中に加え、地域住民の不安解消に貢献したいと思っております。
 さて、COVID-19の影響で地域医療構想などの施策は停滞しています。しかし、同構想については厚労省の検討会で、人口減少や高齢化に伴う病床必要量の推計など基本的な枠組みや考え方を維持しながら、着実に進めることが示されています。そんな中、直近ではコロナ禍での受診抑制と診療報酬の抑制、中期的には人口減少・高齢化の進行と高齢者の価値観の多様化が迫っています。そして長期的には、「社会保障の2040年問題」として提起されている世代間と地域間での不均衡、さらには高齢世代の困窮と孤立、その結果としての予防事業の重要性の増大など、複雑に絡む多くの要因により、医療ニーズが今後ダイナミックに変化すると言われています。そのため、地域が真に求めている医療を提供するためには、未来志向型での計画的な取り組みが必要と考えています。
 当院は、公的病院として、そして社会福祉法人として、さらに恩賜財団済生会として、それぞれの役割をこれからもしっかり果たしていきます。そして地域との信頼関係の構築のため、職員一丸となって努力して参ります。
 今年もよろしくお願いいたします。

2022年1月
富山県済生会富山病院
院長 堀江 幸男


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